白河珠代は夫の池田和人が初恋の松本涼子と不倫していることと夫が愛人のために二人墓まで購入していたことを発覚し、激怒した彼女は離婚を決意した。離婚後、気分転換の旅先でまた万盛グループの富豪・村上礼司と出会う。村上礼司は彼女に一目ぼれし、見合いだと偽って心を込めて世話をし、求婚を始めた。二人の恋がそれぞれの子供たち二反対されるが、白河珠代は自分の人格で村上家の認めを得て、村上礼司は献身的な愛で白河珠代の二人の子供を感動させた。様々な困難を経て、二人はついに結ばれ、50代でも幸せを追求するのに遅すぎることはないと実感するのであった。

池田貴志は不慮の事故で亡くなった。生前、彼は最も信頼する親友の清水木建に、妻の松本福美と生まれたばかりの子の世話を託していた。清水木建と若い松本福美は同じ屋根の下で暮らすうちに、次第に複雑な情が芽生えていった。

香田耕太は父親の後妻の面接をしていた。香田久義は耕太に優しくしてくれる後妻を探し続け、目標を林家の令嬢・林梓に絞った。林雪絵は望まない相手との結婚を父親に強制されるも、自分が香田久義と既に結婚していたことを偶然発見する。雪絵はひょんな事から耕太の憧れの母親となる。雪絵と久義はお互いの存在を認識し、次第に仲を深めていく。

四十代の菱村玲子は白血病の娘を助ける為に、卵子を売って医療費を稼ごうと思って、偶然院長である桐谷冬吾に電話をかけてしまった。やめさせようと桐谷は玲子をビビらせたが、一夜を共にしまった。玲子は桐谷の子を妊娠してしまい、子供を産むためのお金を稼ごうと、クラブでバイトしていた。玲子とお腹の子供が命の危険になる時、それを知った桐谷は急いで助けに行って、玲子と子供を守りったが...

拳王の工藤一樹は罠にはめられ、安田美希と関係を持ってしまった。6年後、工藤一樹はついに安田美希の居場所を突き止め、更に「娘がいる」という衝撃的事実を知った。しかし、安田美希の姉・安田杏奈が「母親」を名乗り出た。嫉妬に狂った彼女は、娘・小林麻衣と共に成り上がり、本物の母子を執拗に虐げる。 工藤新一は真相を知らないまま、なぜか安田美希をかばい続け、次第に心惹かれていく。そしてある事件をきっかけに、安田杏奈の正体がバレた。ついに工藤一樹は安田満菜が自分の娘だっていうことも知った。

前世、母親に大富豪の実父との再会を阻止され、娘が母親を恨み、復讐した。ところが、事故で母親も娘も娘の高校時代に戻った。母親は新しい生活を始めることを決意し、娘と親子関係を断ち切った。娘もようやく父親と再会を果たした。しかし、その父親の狙いは彼女の皮膚と臓器だった。虐待された娘は後悔の念に駆られ、ようやく母親を理解した。

ギャンブルの神様・橋本光は、妻が目の前で死ぬのを目の当たりにし、賭博を不倶戴天の敵とすることを決意した。しかし、山田健太郎に殺されてしまった。奇跡的に、南亜広北の森岡守という男に生まれ変わった彼は、息子がトランプ賭博で八百長に嵌められていることを知った。賭博の神様は、息子をその賭博の罠から救い出すことを決意する。

吉岡愛は、嫁の小林亜美が産後の肥立ちもつかないうちに、息子夫婦と孫を無理やり家から追い出した。かつて母娘同然だった嫁姑二人がなぜ袂を分かつことになったのか、周りの誰もが首をひねった。それから10年後、吉岡愛が10歳の子供を連れて病院に現れたとき、人々はついにそれを悟った——彼女には隠し子ができたから。

松原茉里は、愛されていると思っていた。しかし、結婚して25年、彼女は自分がただの「代わり」だったことに気づいた。すべてを捨て、新たな人生を歩もうと決意した矢先、彼女を支え続けた青山恵と再会し。だが、過去は簡単に手放してはくれない。嫉妬と陰謀が渦巻く中、彼女は自らの人生を取り戻せるのか——。

息子の嫁に押しつけられた再婚話から逃げたい白崎香代と、娘を安心して留学させたい滝川樹は“再婚”と偽り、偽装結婚をした。 一年後。事故で記憶を失った白崎香代は清掃員として社長である滝川樹の会社に入り、互いに気づかないまま誤解から再び偽装結婚となる。愛が芽生えた頃、二人は自分たちこそ最初の“ニセ夫婦”だったと知る。

三十年間行方不明だった夫が、突然若い愛人とその子どもを連れて帰ってきた。 帰るなり告げられたのは――「離婚してくれ」。 事業でそこそこ成功した彼は、野菜を売って暮らす妻を見下し、 愛人は「ここは私たちの家よ」と当然のように乗り込んでくる。 子どもは国に引き取られ、そして妻は、自分が守ってきた家から追い出されてしまう。 すべてを失ったそのとき、本当の物語が始まった――。

丁田町を襲った大洪水の後、救援活動に奔走していた丁田青峰は激流に飲まれて行方不明に。それから30年後、夫を探し続けた妻・理川琴梨はアルツハイマー病を発症し、病状を理解していない息子夫婦と揉めって、家を追い出された。その時、奇跡的に生還した丁田青峰が、妻の名誉を守て来た。