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全知の卜者、我を取り戻す

全知の卜者、我を取り戻す
太古の卜者・龍崎心は、衆生を救うために自らの神体を解体し──天機を見通す全知瞳、死者をも蘇らせる聖癒心、不敗の戦神たる不滅魂…などを十二の欠片とし、十二人の弟子に授けた。これが後世の十二名門を生んだ。六十年後、彼女は白髪を肩に垂らし、黒い布で目を覆い、凡人として帰ってきた。玄甲衛指揮使・神崎将希は彼女を監視するよう命じられるが、次第に彼女の首席護衛となり、最も敬虔な信徒となっていく。 今、彼女は欠片を取り戻すだけでなく、この世の規則をもう一度定めようとしている
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抗う者たちの詩

抗う者たちの詩
柏木千紗は昏睡状態の弟を救うため、一族の意思により、名家・一条家の嫡孫・一条隼人との政略結婚を強いられていた。 しかし、婚約式の当日、彼女は絶望的な真実を知る。婚約者と秘書の不倫、そして「結婚後、彼女を事故死に見せかける」という陰謀を。 窮地に立たされた柏木千紗は、逆襲の刃を選ぶ。相手は、一条家で最も手強いとされ、一条隼人の最大のライバルである異母弟・一条真一。彼女は自ら近づき、誘惑し、試探する。結婚相手を替えて生き延びるつもりが、冷徹な大物は彼女の策をことごとく看破し、それでいてなぜか彼女を守り続ける。 計算から始まったこの危険な駆け引きは、いつしか本物の心の揺らぎへと変わりつつあった。しかし、彼女には愛する資格などない。この結婚は、ただ弟を救うための手段でしかなかったのだから。
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