桜色の親王が私に復讐したい? - 第 15 話

第 15 話ストーリー

時井千夏は小説のラストシーンに転生し、路上の乞食に転落した。一口の食べ物を求めて桜色の馬車を止めたが、狂気の親王様・橘蒼佑に目を付けられてしまう。それは、彼の仇敵である前王朝の姫・高坂美雪にそっくりの顔をしていたからだ。橘蒼佑は彼女を強引に屋敷に連れ帰り「仇敵の代役」として散々弄びながら、月給はなんと五万両の銀貨も支払った!時井千夏はお金のために我慢し、「競争的側室」の道を突き進むが、次第に橘蒼佑の傲慢で残忍な振る舞いの裏に、囚われ虐待された過去の傷跡があることに気付く。二人の「傷心の共有者」は騒々しい日々の罵り合いの中で互いの傷を癒していく。陰謀と暗殺が相次ぐ中、時井千夏の真実の身元が明らかになる。橘蒼佑は向き合わなければならない――彼が憎んでいたのはあの顔なのか、それともとっくにこの鮮烈で強気な魂に恋をしていたのか?