剣神護送録 - 第 1 話

第 1 話ストーリー

天下第一镖屋が引き受けたのは、極悪非道の奸臣、佐々木荒を都京へ護送するという、火中の栗を拾うような難題。この動きに、闇組織「影門」が待ち受けて必ず奪還すると宣言、護送は生死を賭けた旅となった。 镖屋の者たちは、賞金のためではなく、民のために奸臣を討つと誓いを立てる。 しかし旅立つの前、総鏢師の杉山達也は、雑用係の倉という目立たない若者に接触した。 杉山達也は、この若者が並外れた実力を持っていると見込み、今回の護送任務に加わってほしいと強く誘った。 でも杉山達也が知らないのは、倉の正体はまさに、天下一の伝説、剣神・吉川倉であった—— 果たして、彼らはこの極悪非道の奸臣を刑場まで連行できるのか 明と暗が交錯する命懸けの護送劇、静かに幕が上がる……