祝子万青と娘の絢子は夫の深井白真の誕生日を祝いに行った途中で江草悠雅の車と衝突した。事故発生後、医者の白真は祝子の助けを求める電話を拒絶、憧れの存在の悠雅親子を救助。白真の粗忽により、絢子は救助遅れで死んでしまった。祝子が悲痛に暮れるを芝居だと思っている白真が離婚を考える。悠雅は絢子の死を知り、白真と祝子の離婚を促成するため絢子の死を伏せて葬儀まで掻き回したあげく、警察に連行されていった。絢子の死を確認した白真は深い悔恨を胸に、どうすることもできなかった。

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