花嫁から主母への最短ルート - 第 1 話

第 1 話ストーリー

島村芙蓉は生まれつき妊娠しやすい体質を持っていた。鎮北侯府に嫁ぐことになり、相手は養子として迎えられた世子・坂本誠華だった。だが大婚の当日、坂本誠華は正妻と並ぶ「平妻」を同時に娶ると宣言する。 一瞬で冷めた島村芙蓉は、即座に花嫁衣装を脱ぎ捨て、婚約を破棄して鎮北侯府を出た。そして誰もが驚くことに、彼女は世子の養父であり、当代の鎮北侯である坂本礼司に、自ら嫁ぐことを申し出たのだ。 後悔と嫉妬に駆られた坂本誠華は陰謀を巡らせるが、ことごとく失敗。ついには世子の座を剥奪される。 一方、島村芙蓉は見事に鎮北侯・坂本礼司の実子を懐妊し、誰からも羨まれる幸せな日々を手に入れたのだった。