村に舞い降りた福ちゃん - 第 9 話

第 9 話ストーリー

村上彩乃は、福ちゃんの助けによって、自分が将来悲惨な目に遭うことを知った。そこで彼女は永井家の人々に家を分けると申し出るが、冷たく嘲笑される。家を分けた後も、福ちゃんの導きによって生活は次第に良くなり、さらには天から魚が授かるという幸運も訪れる。村上彩乃はその魚を村人たちに分けようとするが、永井家の者たちは理不尽に騒ぎ立て、魚を独り占めしようとする。その際のもみ合いで村上彩乃は負傷し、流産の危機に陥るが、福ちゃんがこの世に誕生する。その後、偶然にも村上彩乃は大野賢治という知識青年の命を救うことになり、彼が連れてきた鉱山会社の技術者たちが村に豊かさをもたらす希望を運んでくる。だが、探査員は鉱物資源を見つけることができず、村は再び失望に包まれる。しかし、福ちゃんは鉱脈の位置を示し、村人たちは大野賢治の指導の下、採掘を始める。ただし、工事初日に福ちゃんは地震による山崩れの予兆を感じ、村上彩乃は必死に膝をついて懇願し、作業員たちを山から退避させ、命を救う。やがて永井家は、福ちゃんが福をもたらす存在であると耳にし、しかも自分たちは子宝に恵まれていないため、村上彩乃を投獄し、福ちゃんの養育権を奪おうと画策する。だが福ちゃんはその陰謀を見破り、清水直樹は生涯を牢で終えることとなる。復讐に燃える永井友紀は、清水直樹の仇を取ろうと福ちゃんを連れ去り、山中に捨てる。村上彩乃には母子の別離の苦しみを与えようとしたのだ。だが、福ちゃんは生まれながらにして幸運の命を持ち、動物たちを使って自らの力で家に戻るのだった。